遺言ではこんなことができます
①相続に関すること
あの子に遺産を残したくない・・・・相続人の廃除の請求
気持ちが変わり、相続人の廃除を取り消したい・・・・廃除の取消しの請求
母に3分の1、長男に3分の1、長女に3分の1・・・・相続分の指定
相続分の指定をあの人に委ねたい・・・・指定の委託
母には家を、子供たちには現金を・・・・遺産分割方法の指定
遺産分割方法指定のあの人に委ねたい・・・・遺産分割方法の指定の委託
私が死んだ後、遺産分割はしてほくない・・・・遺産分割の禁止
その他として、遺産分割に関する共同相続人間の担保責任の指定など
②遺産の処分に関すること
お世話になったあの人に遺産を残したい・・・・遺贈
私のお金を一般財団法人設立のために使いたい・・・・寄付行為
③身分に関すること
あの子と親子関係を認めたい・・・・認知
一人残されるわが子のためにあの人にまかせたい・・・・未成年後見人の指定
④遺言の執行に関すること
遺言の内容を実行してもらうようあの人にまかせたい・・・・遺言執行者の指定
遺言執行者の指定をあの人にまかせたい・・・・遺言執行者の指定の委託
遺言でできないこと
遺言でできることは法律で決められているので、それ以外のことは、書いても効果はありませんし、強制力もありません。